不動産の査定ってどうやるの?

「うちは売ったらいくらになるのだろう?」「将来のためにだいたいの金額を知っておきたい」不動産の価格は果たしてどのようにして決まるのでしょう。今日は不動産の査定についてお伝えいたします。

不動産の価格ってどうやって決まるの?

みなさん一度は思われたことがあるのではないでしょうか。それぐらい不動産の価格の設定は謎めいて見えるものです。そうなんです。不動産の価格は1つではないんですね。大まかにいうと4つあります。「え!4つも!?」そうなんです。よく驚かれます。
① 役所などが決めた価格
② 不動産会社がつけた価格(査定価格)
③ 売出し価格
④ 成約価格
では一つひとつみていきましょう。

①役所などが決めた価格
「固定資産税」はお聞きになったことがあると思います。この固定資産税は土地や建物を所有している間は払わなくてはならない税金になります。この税金の金額を算出するもととなる価格が「固定資産評価額」というものになります。役所で決めた土地やお家の評価ですね。固定資産評価額はあくまでも税金を徴収するための価格になりますが、役所が定めるものですので信頼性は高いですね。通常実際に売り買いされる価格の6割から7割程度の価格になっています。

②不動産会社がつけた価格
こちらが一般的にいう「査定価格」になります。おおむね3ヶ月以内に売却できるであろう価格です。土地の価格は過去の近隣の成約実例、国が出している公示価格、都道府県が発表している基準地価などをもとに算出します。
国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」
http://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=1&TYP=0
建物の価格は建てた時の金額を元に、経過年数や建物の痛み具合を見て算出します。逆にリフォームを行っていたり、築年数の割にとてもキレイに使用されていたりする場合はプラス査定になります。
「うちの不動産の価格は?」と聞かれて、口頭だけで伝える会社、A4の打ち合わせ用紙一枚で提案する会社、しっかりした査定書を作成してくれる会社・・・様々ございます。スピード、提案内容、裏付け資料。総合的に不動産会社を判断しましょう。

③売出し価格
こちらが実際にインターネットや広告に掲載されている価格です。こちらは不動産会社から提案された「査定価格」をもとに売主が決定する価格です。よく勘違いされるのですが、不動産会社が提案した査定金額は、あくまでも提案であり、売りタイ方への判断材料のひとつにすぎません。実際にいくらで売り出すのかは売主さんが決定されることになります。

④成約価格
実際に買いタイ方と契約を交わした価格になります。売出し価格=成約価格となることもあれば、値引き交渉が入って値下げをした場合など金額が変わることもあります。値引きに応じる応じないはもちろん売主が判断することになります。よく担当の営業マンと相談されるとよろしいかと思います。逆に「思ったより早く買い手がついたからもう少し価格をあげてくれないと契約しない。もう一回交渉してきてくれ」という行為は非常に不動産会社からも買いタイ方からも嫌われます。そんなことをしたばっかりに買い手がつかず、結局最後には値引きをして売却した・・・なんて笑えない事例も。お互い気持ちよく取引はしたいものですね。

いかがでしたでしょうか?不動産の価格というものは「これ!」というものはございません。それは同じ不動産は世界に2つとないからです。またそこにお住まいになっている方の想いや、買いタイ方の夢がはいってきますのでなおさらです。「不動産の価格は分かりづらい」からこそ信頼できる専門家への相談が大事になってきますね。

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